dango-ryo’s blog

滋賀県在住30代おっさんの日記的なもの。個人的なメモみたいなものなので、間違ったことも書くと思いますが、優しい目で見ていただければ幸いです。

西国三十三所-17番札所・六波羅蜜寺

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17番札所
補陀落山
六波羅蜜寺
宗派:真言宗智山派
開基:空也上人
御本尊:十一面観世音菩薩
創建:天暦5(951)年

疫病の蔓延する当時の京都で、空也上人自ら十一面観音を刻み、この観音像を車に乗せて引きながら歩き、念仏を唱え、病人に茶をふるまって多くの人を救ったという。

六波羅蜜

生きたまま、悟りの世界に至るための6つの修業のこと。

・布施:貪欲な気持ちを抑えて、見返りを求めない完全な恵みを施すこと。

持戒:道徳・常識を持ち、瞬時瞬時に自らを戒めること。

・忍辱:如何なる辱めを受けても、堪え忍ぶこと。

・精進:不断の努力。ひとときも無駄にすることなく日々誠心誠意尽くすことです。

・禅定:冷静に第三者の立場で自分自身を見つめること。

智慧:布施・持戒・忍辱・精進・禅定の修行を実践しどちらにもかたよらない中道を歩むこと。

 

 

180408

建て直し?リフォーム?したのか朱色が鮮やかで全体的に新しいお寺。お土産コーナーが充実していて、可愛いらしい御朱印帳があるし、オリジナルの御朱印帳も渋い。次に買うなら、ここで買いたい。
西国三十三所 草創1300年記念 特別拝観に参加。宝物館にて空也上人像を拝見させていただいた。とても写実的で今にも動き出しそう。わらじをはき、鹿の角を付けた杖をついて、首から下げた鉦を鳴らしてと念仏を唱えながら歩いた姿を見事に現している。口元から「南無阿弥陀仏」の6文字を表現した6体の仏像が とてもユニークで面白い。あと、単純に教科書で見たことある!って感動が凄かった。ほかにも、薬師如来、四天王、平清盛閻魔王などなど いろんな木像を拝見させていただいたが、面白かったのが、地蔵菩薩坐像と地蔵菩薩立像。坐像は五部刈りのような頭にキレイな顔、ガッシリとした体型でラグビー選手のような男前。立像は左手に髪を持っており、髪に関するお地蔵様なのかと思ったので、自分のハゲ防止を一心に祈ったが、調べてみると どうもそういうお地蔵様ではないみたい...失礼しました。

お賽銭を たくさん用意していたつもりだったが、途中でなくなってしまい、最後は合掌だけになってしまった。弁財天様を参ってないので、また来たいと思う。