dango-ryo’s blog

滋賀県在住30代おっさんの日記的なもの。個人的なメモみたいなものなので、間違ったことも書くと思いますが、優しい目で見ていただければ幸いです。

西国三十三所-19番札所・行願寺

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19番札所
霊麀山(れいゆうざん
行願寺(革堂)
宗派:天台宗
開基:行円上人
御本尊:千手観世音菩薩
創建:寛弘元(1004)年

行円上人は元狩人で、ある日、山で身ごもった雌鹿を射止めたとき、その鹿が死に際に子鹿を生むのを見て、上人は命の尊さに気付く。今までの殺生を深く悔いた上人は仏門に入ったという。上人はその鹿の皮を常に身につけていたことから、皮聖、皮聖人などと呼ばれ、寺の名も革堂と呼ばれた。

なお、ここ革堂は西国三十三所で唯一の尼寺。御朱印をくださった方も女性で、御朱印を見返すと他のお寺よりも女性らしい柔らかさを感じる。

 

2018.04.08

自分にとって西国三十三所はじまりの地。参り方が あやふやで、数珠をかけ忘れたり、鰐口を鳴らし忘れたり…もう無茶苦茶。もう一度、参拝させてもらいます。

ひっそりとした町中にある小さめのお寺で、ローカル感ある。 朝8時に参拝したためか境内に ほとんど人はおらず、とても居心地が良い。
特別拝観で本堂の中に入り、御本尊の観音様を間近で拝見させていただいた。腕にもびっしり手の平が有り、まさに千手観音様だった。また、171面に極楽浄土を現わす花鳥の彫刻を施した格天井も見事なものだった。他にも行円上人の座像や、身につけていた皮衣、地蔵菩薩も拝見させていただいた。

ちょうど この日は4月8日・花祭りだったため、甘茶のパックを頂いた。