dango-ryo’s blog

滋賀県在住30代おっさんの日記的なもの。個人的なメモみたいなものなので、間違ったことも書くと思いますが、優しい目で見ていただければ幸いです。

180324びわ湖博物館

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2018年3月24日

嫁の両親と妹さんが滋賀に来てくれたので、一緒に琵琶湖博物館へ行ってきた。

琵琶湖博物館は烏丸半島にある博物館で、地層や化石、琵琶湖と人の歴史、今の琵琶湖を取り巻く環境・生き物などの展示に加え、淡水魚の水族館まで併設されており、湖をテーマにした博物館としては日本最大規模らしい。

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地層、化石、鉱石の展示。

嫁のお父さんはタモリさんのように地層に詳しくて、なぜか滋賀の地層まで知っている。いろいろ教えてもらいながら歩を進めていく。

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大昔、琵琶湖は滋賀県にはなく三重県のほうにあり、400万年かけて ゆっくりと北に移動してきて今の形になったとのこと。だから、象の祖先が滋賀に棲んでいた時期もあるみたい。象といえば、多賀の方に象の像が立っているな。多賀の博物館にも行ってみたいな。

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琵琶湖と人の歴史。

湖上交通に使われた丸太船や漁業の道具など展示をはじめ、瀬田の唐橋を取り巻く歴史や、琵琶湖の底にある遺跡についての紹介がある。治水の展示もあったかな。

ちなみに、ここまでの展示場は2020年頃にリニューアルオープンが予定されている。

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近年の琵琶湖・自然と人との関わり。

ここは2016年にリニューアルオープンされており、展示が綺麗で一番おもしろいところだと自分は思う。

入ると床に琵琶湖の水の流れに関わる地図がプリントされており、嫁と お父さんが ここはどこだ、あそこはここか など二人でしゃがみ込んで まじまじと地図を見ていた。さすが地図好き。

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琵琶湖って広さだけじゃなくて水の量も日本一なんだな。世界的には小さいほうみたいだけど。むしろ、北海道の支笏湖が面白くて、面積は琵琶湖の1/9程(国内では8番目の大きさ)だが最大水深は3倍以上もあり、貯水量20.90km3は国内では琵琶湖に次いで2番目に多く、琵琶湖の貯水量の3/4にまで達するらしい。しかも、そんな深さがあるのに島があるというし、透明度は日本一だとか。気になる...いつか行ってみたいわ~

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ヨシの展示の間を抜けると、日本最小のネズミ・カヤネズミが飼われている。

このカヤネズミ、イネを食害する害獣として駆除されてきて絶滅危惧種になってしまったが、2年ぐらい前に 実はイネをほとんど食べないことがわかった冤罪を受けた かわいそうなネズミ。今は保護が進めれており、ここ博物館でも子育て中のカヤネズミが保護されている。かわいい。

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このあたりの展示は琵琶湖を取り巻く自然環境や生き物が展示されていて、特に自分のお気入り。鳥の住む森の匂いや 木の匂いを嗅ぐことも出来て面白い。

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途中からは日本の家電の歴史やレコード、ポスターなどの展示がされている。滋賀の少し昔(明治ぐらい?)の暮らしを再現したジオラマの展示もある。

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淡水魚水族館。

淡水魚は色が単調なので、展示としてはパッとしないのが残念。でも、水鳥の潜る姿が見れるのは面白いと思う。あと、ビワコオオナマズは前回来た時まったく位置も姿勢も変わってない気がする...(もしや剥製?まさかね...)

途中、アザラシがいる水槽もあり、そこが一番混雑していたな。

そのあとはバイカル湖の生き物とミジンコなどの微生物の展示が続くんだけど、前回来たときと同じで疲れてきたのでパパッと見ただけで通り過ぎてしまった。微生物の世界も気になるんだけどなぁ。

まだまだ しっかり見れてないところが多い琵琶湖博物館

もう、こうなったら、年パスを買って何回かに分けて堪能するしかないな!

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琵琶湖博物館を出たあとは、琵琶湖大橋を渡って、西岸にある浮見堂こと満月寺へ。

浮見堂の中には御本尊・阿弥陀如来様の尊像が千体納められている。他より大きい尊像は琵琶湖側を向いておられ、今も湖上通船の安全を見守られていた。

しかし、この日、この場所は なぜか強風で異様に寒く滞在時間は短かった。google mapのナビで とんでもなく細い道を走らされて大変だったのにな...

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このあとは、近くのR CAFEで少し休憩したのち、近江八幡まで移動。ラ・コリーナをプラッとして帰宅した。(嫁は会社の飲み会があったので近江八幡に残ったが)

反省として、欲張って いろいろ行き過ぎた。琵琶湖博物館 以外は必要なかった気がする。自分たちは家に帰って終わりだけど、ご両親は帰宅まで まだ1時間半ほど運転する必要があるのに...

次は どこか観光地1箇所に行ったあと、カフェで休憩、解散になるようにしよう。