dango-ryo’s blog

滋賀県在住30代おっさんの日記的なもの。個人的なメモみたいなものなので、間違ったことも書くと思いますが、優しい目で見ていただければ幸いです。

西国三十三所-13番札所・石山寺

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13番札所
石光山
石山寺
宗派:東寺真言宗
御本尊:如意輪観世音菩薩
開基:良弁僧正
創建:天平19(747)年

東大寺大仏の造立にあたり大量の黄金を必要としていた聖武天皇は黄金が得られるよう良弁僧正に祈りを捧げるように命じた。金峯山で祈願していた良弁僧正はある日の夢の中で蔵王権現近江国志賀郡の湖水へ行って祈るよう お告げを受けた。こうして石山の地を訪れた良弁僧正は、比良明神(≒白鬚明神)の化身である老人に導かれ、聖武天皇から預かった聖徳太子念持仏を巨大な岩の上に安置し、草庵を建てたところ、程なくして、陸奥国から黄金が産出された。こうして、祈願が達成されたので、念持仏を移動させようしたが岩山から離れなくなってしまった。やむなく、念持仏を覆うように堂を建てたのが石山寺の草創という。

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本堂は硅灰石という巨大な岩盤の上に建ち、これが寺名の由来となっている。(石山寺珪灰石は日本の地質百選というものに選定されているらしい。なんてマニアックな百選...)

 

 

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180415
あいにくの雨だったが、「維摩居士像」の特別拝観が4/18までだったので行くことにした。

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着いてみると、小雨に濡れた新緑が綺麗で山門をくぐった瞬間 来てよかったと思えた。目的の維摩居士像は印の組み方がピースをしているようなユニークな見た目で 失礼かもしれないが面白かった。御本尊お前立ちも間近で参拝できたし、他にも薬師如来像や不動明王像も拝ませていただけた。特別散華も頂けて、心が満たされる時間を過ごすことが出来た。

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本堂で参拝をしたあとは広い境内をじっくり3時間ほどかけて巡ったあと、山門を出た。次の特別拝観も楽しみ。

 

西国三十三所-17番札所・六波羅蜜寺

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17番札所
補陀落山
六波羅蜜寺
宗派:真言宗智山派
開基:空也上人
御本尊:十一面観世音菩薩
創建:天暦5(951)年

疫病の蔓延する当時の京都で、空也上人自ら十一面観音を刻み、この観音像を車に乗せて引きながら歩き、念仏を唱え、病人に茶をふるまって多くの人を救ったという。

六波羅蜜

生きたまま、悟りの世界に至るための6つの修業のこと。

・布施:貪欲な気持ちを抑えて、見返りを求めない完全な恵みを施すこと。

持戒:道徳・常識を持ち、瞬時瞬時に自らを戒めること。

・忍辱:如何なる辱めを受けても、堪え忍ぶこと。

・精進:不断の努力。ひとときも無駄にすることなく日々誠心誠意尽くすことです。

・禅定:冷静に第三者の立場で自分自身を見つめること。

智慧:布施・持戒・忍辱・精進・禅定の修行を実践しどちらにもかたよらない中道を歩むこと。

 

 

180408

建て直し?リフォーム?したのか朱色が鮮やかで全体的に新しいお寺。お土産コーナーが充実していて、可愛いらしい御朱印帳があるし、オリジナルの御朱印帳も渋い。次に買うなら、ここで買いたい。
西国三十三所 草創1300年記念 特別拝観に参加。宝物館にて空也上人像を拝見させていただいた。とても写実的で今にも動き出しそう。わらじをはき、鹿の角を付けた杖をついて、首から下げた鉦を鳴らしてと念仏を唱えながら歩いた姿を見事に現している。口元から「南無阿弥陀仏」の6文字を表現した6体の仏像が とてもユニークで面白い。あと、単純に教科書で見たことある!って感動が凄かった。ほかにも、薬師如来、四天王、平清盛閻魔王などなど いろんな木像を拝見させていただいたが、面白かったのが、地蔵菩薩坐像と地蔵菩薩立像。坐像は五部刈りのような頭にキレイな顔、ガッシリとした体型でラグビー選手のような男前。立像は左手に髪を持っており、髪に関するお地蔵様なのかと思ったので、自分のハゲ防止を一心に祈ったが、調べてみると どうもそういうお地蔵様ではないみたい...失礼しました。

お賽銭を たくさん用意していたつもりだったが、途中でなくなってしまい、最後は合掌だけになってしまった。弁財天様を参ってないので、また来たいと思う。

西国三十三所-18番札所・頂法寺(六角堂)

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18番札所
紫雲山
頂法寺(六角堂)
宗派:天台系単立
開基:聖徳太子
御本尊:如意輪観世音菩薩
創建:用明天皇2(587)年

四天王寺建立の材木を求め、京都盆地を訪れた聖徳太子。沐浴をするため、池の近くにあった木に持仏の如意輪観音像を置いておいたところ、観音像が重くなり動かなくなった。すると、自分は七生にわたって太子を守護してきたが、今後はこの地にとどまり衆生を済度したい と太子に告げたのて、太子は六角形の御堂を建立し、この観音像を安置したのが このお寺の始まり と言われている。

(しかし、実際には10世紀ぐらいに創建されたんじゃないか という調査結果があるらしい…)

 

愛称は「六角さん」

本堂の屋根の形が六角形であることから そう呼ばれており、隣りにあるビルの展望エレベータから その屋根を眺めることが可能。

華道発祥の地

聖徳太子が沐浴したとされる池のほとりに小野妹子が住坊「池坊」を構えた。代々六角堂の住職を務める池坊は、仏前に花を供える中でさまざまな工夫を加えたことが  いけばなの始まりとなったとのこと。

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へそ石

中央にまるい穴があいた六角形の石が境内にある。これは六角堂が京都の中心とされたことから、体の中心である へそ になぞらえて「へそ石」と呼ばれている。

 

 

180408

周りをビルなど高い建物に囲まれたお寺なので、聖域のような雰囲気を特に感じ取ることが出来た。繁華街に近い為か参拝客も次々とやってくる。韓国で行ったお寺・曹渓寺(チョゲサ)を思い出した。

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鳩にとっても聖域なのか 鳩がそこら中にいた。人に慣れているのか、近づいても逃げない。おみくじ やお土産にも鳩をモチーフにしたものが多数あった。

境内を見ながらお茶が飲めるスタバもあるので、少しだけ そこで休憩もした。

西国三十三所 草創1300年記念 特別拝観に参加。本堂内陣拝観で、当日の1番目に入堂させていただいた。御本尊お前立ちの前に金剛杵があり、そちらに触れながら御祈祷させていただいた。

また、伝弘法大師作の如意輪観音鞘仏と伝建礼門院徳子寄進の如意輪観音像、親鸞聖人 夢想の像を間近で拝見させていただいた。

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4月8日・花祭りなので、こちらでは甘茶かけ が行われていた。自分も参加して、甘茶1杯を頂いた。

西国三十三所-19番札所・行願寺

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19番札所
霊麀山(れいゆうざん
行願寺(革堂)
宗派:天台宗
開基:行円上人
御本尊:千手観世音菩薩
創建:寛弘元(1004)年

行円上人は元狩人で、ある日、山で身ごもった雌鹿を射止めたとき、その鹿が死に際に子鹿を生むのを見て、上人は命の尊さに気付く。今までの殺生を深く悔いた上人は仏門に入ったという。上人はその鹿の皮を常に身につけていたことから、皮聖、皮聖人などと呼ばれ、寺の名も革堂と呼ばれた。

なお、ここ革堂は西国三十三所で唯一の尼寺。御朱印をくださった方も女性で、御朱印を見返すと他のお寺よりも女性らしい柔らかさを感じる。

 

2018.04.08

自分にとって西国三十三所はじまりの地。参り方が あやふやで、数珠をかけ忘れたり、鰐口を鳴らし忘れたり…もう無茶苦茶。もう一度、参拝させてもらいます。

ひっそりとした町中にある小さめのお寺で、ローカル感ある。 朝8時に参拝したためか境内に ほとんど人はおらず、とても居心地が良い。
特別拝観で本堂の中に入り、御本尊の観音様を間近で拝見させていただいた。腕にもびっしり手の平が有り、まさに千手観音様だった。また、171面に極楽浄土を現わす花鳥の彫刻を施した格天井も見事なものだった。他にも行円上人の座像や、身につけていた皮衣、地蔵菩薩も拝見させていただいた。

ちょうど この日は4月8日・花祭りだったため、甘茶のパックを頂いた。
 

180408西国三十三所・19行願寺、18頂法寺、17六波羅蜜寺

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2018年4月8日
西国三十三所めぐり。(京都)19、18、17番札所。


西国三十三所を始めた。

願掛けは基本的に嫁ちゃん の健康祈願。たまに、はなまる の健康祈願も。(...家内安全のほうが合っているのか?)
嫁ちゃんが仕事だったため、一人で京都へ。
京都東IC付近で車を駐めて、持っていった自転車に跨り、京都市内を回った。(山を越えると駐車料が高くなるが、山手前までなら安かったので、もう少し近くまで行っても良かったかも...)
午前中いっぱいを使ったが最後は少し焦りが出た。午前中だけなら多くても2寺で やめておくべき。観音様にも失礼な気がする。
参拝方法は勉強し直すこと。しっかり お経を読めるようになりたい。
あと、一眼レフは持っていくか どうかは微妙だった。正直、ジャマだけど、写真撮りたいことも多いので悩みどころ...

 

各お寺については記事を別にして、参拝の度に追記するようにしようと思う

180331観音正寺

 

今更ながら、3月31日のこと。

能登川駅の近くにある山。繖山。

この山の一角に1200段の階段を登って参拝する お寺があるらしい。もちろん、山の中腹にまで道路は繋がっていて、そこからだと400段ほどで お寺に行ける。だけど、運動も兼ねて麓から上ってみようと、軽い気持ちで向かった。

 

車は「石寺楽市」というところに駐めて、店内にいる売り子さん(おばあちゃん)に400円を支払った。

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山に向かって進んでいくと、すごい傾斜の坂道。これは階段に含まれてないので、まだスタート地点にも達してない。

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すこし登ると神社・日吉神社があった。桜が綺麗でなんだか神々しい。ありがたい気持ちになる。周りには、氏子さんたちが大勢来ており、何やら忙しそうに掃除をしていた。

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さらに登って行くと、ようやくスタート地点の階段が見えてきた。あまり綺麗に整備はされておらず、石の大きさもバラバラガタガタ。

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えっちらおっちら登っていくと、スタート地点から10分ほどで駐車場まで来た。意外と辛くない。

ここからは階段が多少整備されていて手摺もある。手摺には ありがたい言葉が書かれた御札が等間隔でかけられており、上の数字が残りの距離を表している様子。

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スタート地点から20分ほどでゴール。

少し景色を見ながら息を整えて、観音正寺の入り口へ。

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仁王さんの間を通って、受付で入山料500円を納め、境内へ。

一番近くにあった建物に入ってみる。中では住職さん?がインドの お寺で何か署名をしたり、山の頂上のようなところで小さな仏像に向かってお経を唱える姿が映し出されていた。言葉に書き出すと、なんだか つまらなさそうだけど、自分は なぜか この映像に惹かれて長い間観ていた。

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いろんなお堂でお参りしながら進み、本堂手前まで来ると、なんだか凄い岩の数。観音様の脇に人魚の像がある。

調べると、苦しむ人魚救うために聖徳太子が千手観音像を彫り祀ったという伝説があるらしい。

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そして、本堂。

ここで衝撃を受けた。

自分としては初めて、日本国内で真剣にお参りされている方を見た。正座をして読経をし、合掌・礼をされる方が、次々と やって来る。

海外(バリやタイなど)で真剣にお参りをされている方の姿を見て、何度も感動したが、まさか日本でも見れるとは... 

いや、自分が気付いてなかった、見てなかっただけか。

宗教に興味がなかったこと、真剣にお参りしたことがなかったこと、写真撮影可能な景色・建物を見るばかりで仏様を見ていなかったこと...

恥ずかしい。お参りの仕方も わからない無知な自分は この場所に いるべきじゃないと感じ、合掌だけをして、すぐに その場を離れた。

 

山を降りて、帰路につく。

観音正寺でのことは自分の中で とても大きな出来事になった。仏教について いろいろ本を読んだりして、改めて仏教の魅力に気付かされた。

最近は西国三十三所を巡礼しようかと考え中。というか、すでに少しだけ始めている。

1804-2ラン

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4月11日

21/10℃

ラン4.3km4:31/km

少し前からランを再開してるので日誌をつけておく。

いつのまにか玄関にハチの巣が建設され始めている…申し訳ないが、ハチの外出中に巣を撤去させてもらうか

ー追記

帰宅しても、まだハチが在宅だったので、またの機会に…と思っていたが、嫁が帰ってくるなり殺虫剤を浴びせて殺してしまった。無慈悲なり。

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4月13日

16/8℃

ラン5.0km4:31/km

会社で重い物を持ち上げたら、腰がピキッとなった。痛かったのは その時だけで、今は何ともないが、そのうちギックリ腰をやらかしそうで怖い。